初めての鈴鹿八耐レポート、後編です。
会場は、レースの実況を伝えるモニターが至る場所にあり、メーカーや各SHOPのブースがあり、飲食店も充実していました。
カートやバイクの試乗会もあり、お客様を8時間飽きさせない会場作りに驚きました。
そして、至る所に屋根のある日陰スペースが完備されており、通路にミストの設置も多く、熱中症対策も充実していました。
僕らは、涼しい場所でご飯を食べ(すいませんw)生でレースを観戦したり、モニターで観戦したり、
パドックを見学したり、会場で会った知り合いとお話をしたりして時間を過ごしました。
初めて鈴鹿八耐に観戦して感じたこと、
それはMotoGPなどのレースとはまた違った楽しみ方があるという事でした。
出場チームもメーカーの威信を掛けたワークスチームもあれば、プライベートチームもあり、
トップで走っていたチームもこのまま8時間トップで居られるとも限らない。
はたまた、転倒したマシンや故障したマシンもしても後数時間で挽回出来る可能性もある。
今までスプリントなレースしか見たことが無かったので耐久レースの面白さをとても実感しました。
そしてレースは終盤へ・・・。
暗くなっていく空にバイクのヘッドライトやテールランプが輝きます。
これまた、個人的に見て見たかった光景でした。
バイクのレースでヘッドライトが点灯するなんてなかなか見れないです。
徐々に8時間の終わりを告げる午後7時30分が近づいて来ました。
この30分長かったなぁ(笑)。
だって、もうこの30分以内でゴールなのに、ほとんどの時間をトップで走っていたYAMAHAファクトリーチームに転倒や故障があったらどうしようとか、
今レーサーやピットはどんな気持ちなんだろう?とか、
8時間レースもまともに見ないで遊んでいたくせに急にあたふたしてしまいした(笑)。
そんな僕の不安を打ち消すように最後は特に何事もなくゴ~ル!
鈴鹿8時間耐久レースが終了しまいした。
そして会場には終わりを告げる名物の花火が鳴り響きました。
ほとんど何も知らない上になにもしてないくせに、ちゃっかり僕も感動しました(笑)。
スタートから会場入りし、ゴールを見届けるだけでも勝手ながら8時間戦った感を共有させて頂いた気になりました。
ありがとうございました!
それにしても・・・ほんと凄いわ・・
八耐、まさに情熱。。。
仲間を信じ、マシンを信じて、そして奇跡も信じて戦っているんだなぁ・・。
今度からどうでもいい事で愚痴を言ってる人がいたら八耐を生で観戦することをお勧めすることにします(笑)。
そのくらい八耐に熱い情熱を感じました。
来年の鈴鹿八耐は「40周年」!!おめでとうございます!
来年も盛り上がるだろうなぁ。
レースもYAMAHAファクトリーチームの3連覇か、そうはさせないHONDAチームか、はたまた30周年のような事が起きるのか!?
とても楽しみです。
興味の湧いた方、来年は是非!「鈴鹿八耐」へ!!
ありがとうございました!
TEXT BY 高橋